緑のゆびの山暮らし~庭再生と季節の記録~

週末ガーデナーの庭再生と植栽や種まきの記録。ときどき整理術や田舎暮らしのことを綴ります

副業する人も、そうでない人も!家計の見直しは固定費から!002

家計の見直しのコツは、一度見直すと節約効果が続く固定費を削減すること。今回2回目はストレスのない効果的な家計の見直し方法の考え方についてご紹介します。

■コスト削減の考え方は企業も家計も同じ

固定費と変動費のどちらから節約すればよいかを考えてみましょう。
仮に、ある子育てファミリーを1つの製造業を営む企業とします。企業が自社の製品を販売すればするほど発生するものに材料費があります。これは変動費です。
変動費は企業の売上に比例して増減します。これに対し固定費は、売上に関係なく、企業が継続して活動していくために発生する一定の費用です。例えば、人件費や工場の地代家賃、水道光熱費の基本料金部分などがあります。
では、企業が経営上、コスト削減を検討する場合、固定費と変動費ではどちらを先に減らすべきでしょうか。優先すべきは固定費の削減です。なぜなら、固定費は売上に関係なくかかるものだからです。仮に、工場の家賃に毎月100万円払っているとします。家賃が来月から80万円に下がったとしても、売上の数字には影響しません。一方で、製品の材料費を削った場合、製品の品質の低下やそれに伴い売上が減る可能性があります。
そのため、コスト削減を行う企業は、長期的に削減効果が継続する固定費の削減(家賃の交渉や引っ越し、保険の見直し、融資条件の交渉など)から取り組んでいます。経費を削減することで、経営の安定だけでなく、製品の品質向上やサービスの拡充も期待できます。

f:id:suminyan10:20190625205206j:plain


コスト削減の考え方は、家計の節約でも同じことがいえます。
例えば、固定費に分類される生命保険の見直しを行ったとします。

契約内容は変わらず保険料が安くなった場合、それが原因で年収が増減することはありません。それどころか、保険料が安くなった分、生活費にゆとりを感じることができるでしょう。

一方で、変動費に分類される食費を削る場合、値下がりするタイミングを調べて買いに行くなど、手間が頻繁にかかるにもかかわらず、1回あたりに節約できる金額は大きくありません。手間がかかることや食べたいものを我慢することで、ストレスが溜まったり体調を壊したりする可能性もあります。 
以上のことから、家計の見直しをするときは、まず支出の項目を固定費と変動費に分けて、無理せず継続して節約できる固定費の削減から取り組みましょう。

 

如何でしたか?

次回は具体的に固定費の削減の例をあげます。

 

このコラムの内容・考え方に興味のある方、副業としてビジネスコミュニティ活動に参加してみたい方は下記URLまで、アクセスしてください。

LINE Login

 

最後までお読みいただきありがとうございました。